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就職した先がブラック企業だった場合の対処方法
就職した先がブラック会社だった場合
↓
実際の労働時間、勤務条件の差異、受けたパワハラなどの証拠を取っておこう
出勤表やタイムカードの写真を撮っておく。
パワハラがパターン化されているようならこっそり録音や撮影。
証拠となるものはおさえておこう。
↓
労働基準監督署に行き事実を報告する
多少面倒だけどあなたが行動することにより、あなたを苦しめたブラック企業に一撃を喰らわすことが出来る。
私利私欲のために仕事が欲しい人を使い捨てにしてたら会社潰れますよ。
正直、労働条件の厳しい会社はたくさんあると思います。
早出やサービス残業。
業務時間なのに給料が出ないとかサービス休日出勤とか。
それでも人間関係が良かったり社長がちゃんと社員のこと考えてくれてたり。
そういう会社なら頑張って働ける会社はありますよね。
ブラック会社がブラックなのは、社員の将来に責任を持たず人間スクラップにして使い捨てにするところ。
嫌ならやめなさい、代わりはいくらでもいるからという考え。
ハローワークがちゃんとこれをストップしてくれれば、こういう企業は潰れていく。
ツブされる人間も減る。
一時的にたくさんの人の働き口がなくなるかもしれ無いけど、これを乗り越えないと良い会社が生まれてこない。
ブラック会社が減ることを願っております。
デザイン系ブラック企業エピソード2
ブラック企業問題・家族経営の会社はパワハラ地獄「娘にパソコンを教えてもらえない?」
デザイナーとしてとある会社に勤めていた頃、社長夫人から「娘にパソコンを教えてもらえない?」と持ちかけられました・・・
その会社ではデザイナーは私1人しかいなかった。
入社してからわかったことだが、前のデザイン担当者は突然逃げたというのだ。
ブラック企業の予感がした。
これは的中することになる。
デザイナー募集の面接に行った時の話
事務所ビルに行って誰もいない広い会議室で面接をしてもらった。
50代ぐらいのおばちゃん社員と、まるで学校の先生のような白髪頭の温厚そうなおじいさん社員が1人いた。
おばちゃん社員(マネージャー)の人に面接してもらった。
すぐにでも、明日からでも来て欲しいという。
仕事は自社販促物の作成だった。
外注せずに自社でやっていた。
そのほかには、キャラクターデザインやコンサル的なことを外部のデザイナーの先生に依頼していた。
Macで一通りのデザインがひとりでできるということで即採用になった。
だからといって俺はぬか喜びなどしていなかった。
また新たな戦いが始まったんだと思った。
ブラック企業の社長と地獄の3ヶ月
社長がちょこっと会社の事務所に顔を出すと、社員を呼び出して怒鳴り散らすのだ。
これが毎日のように続く。
デザインのサポートをしてくれるアルバイトの男の子が1人いた。
ほかの業務と兼用なのでずっとサポートしてくれるわけではなかった。
念のため当時のデザイナー事情をお話ししておくと、Macでデザインができるなんて独学ぐらいじゃないといなかった。
デジタル系デザイナーの専門学校なんてまだ出来立てホヤホヤの頃だ。
というわけで前の印刷会社で覚えたことと独学したことで業務をこなしていった。
中途採用にしては給料も良くて働きがいがあった。
前の印刷会社の月給15万円ぐらいに比べたら5万円ほど多かった。
でも毎日のように社長は機嫌が悪く社員を怒鳴り散らしているのだ。
まともじゃない怒り方だ。
デザインサポートのアルバイトの男の子が突然仕事に来なくなった。
その前にこんな話を聞いていた。
前のデザイン担当の人は突然会社に来なくなったそうだ。
大体の予想はついた。
社長に毎日のように怒鳴り散らされたのだろう。
不思議なことに社長は俺に怒鳴り散らすということはなかった。
何か思ったことがあっても、誰かを使って間接的に連絡が来るのだ。
わかりやすくいうと『ひとみしり』ということらしかった。
そしてある日、デザインサポートの男の子が仕事を飛ばした。
連絡不通で逃げたようだった。
俺はまぁまぁ大量の制作物を1人で作ることになった。
朝出勤して夜の電車があるうちに帰るのがやっとなぐらい仕事は大量にあった。
ひどい時は昼食の時間もないほどだった。
この会社はヤバすぎるからいいタイミングで辞めよう。
そう思っていた。
俺1人では絶対に仕事が追いつかないので、上司に相談して他部署から制作物の作成を手伝ってもらうように体制を整えた。
家族経営の会社はパワハラ地獄「娘にパソコンを教えてもらえない?」
社長夫人も経営にたずさわっていてときどき事務所に来ていた。
社長夫人も温厚というタイプではなく、ときどきヒステリックに社員を叱るタイプだった。
でもそこは女性、男にはあまりキツくあたらないようだった。
さっき書いた通り、俺の余裕はなく制作物のサポートをしてくれる人の手を借りてやっと制作が追いつく状態だった。
そんな時のこと、社長婦人からこう言われた。
「うちの娘にパソコンを週に1回ほど教えてやってほしいんだけど」
「それは、業務外でですか?」
「ダメなの?」
「今はほかの人にも手伝ってもらってやっと制作物が間に合ってる状態なので余裕はないです。制作物が遅れたら大変ですし」
「しかたないわね」
社長夫人は不満そうな顔をしていたが、割とすんなりあきらめてくれた。
常識では考えられないが、家族経営の会社ではこういう個人的なことを平気で社員に頼んでしまう人もいるのだ。
もちろん業務外だし給料なんて上がらない。
残業代出さないぞ
マネージャーを使って社長の伝言がきた。
「あんたの仕事が遅いんやから、残業代は出さない」
直接怒鳴り散らされることはなかったが、こんな方法でパワハラがきた。
前職では労基に行って戦ったが、この会社では勤務期間が短いのでとにかくタイミングを見つけて辞めようと思っていた。
朝から夜遅くまで働いても前月よりも減給されたのだ。
ここはグッとこらえて仕事を続けた。
やる気がないんやったら辞めろ!
ある日突然、事務所で仕事しているところに社長から電話がかかってきた。
「やる気があるんか!ないんか!ないんやったら辞めろ!」
残業をしていることはあったが仕事を遅らせたことはなかった。
仕事はちゃんと仕上げていたのにこれだ。
ついに直接怒ってきたか、対面で怒らないんだ。
電話なんだねぇ
とわりと冷静に心の中で思っていた。
こういうとき、心に余裕があるほうが勝つ。
この場合、勝ってるのか負けてるのかはわからないけど。
「私の実力や仕事ぶりを認めてもらえないというのだったら、クビにしてもらって結構ですよ」
「もう明日から来なくていいから」
社長がそう言って電話をブチ切りした。
俺は即日辞めることになったのだ。
その日は新しくデザインをサポートしてくれていた人に引き継いで退社した。
入社したときから、この会社のおかしな空気を感じていたので、『このクソ社長に負けない』と強く心に決めていた。
そういう気持ちがあったからか仕事はめちゃくちゃがんばった。
なぜか自分に自信があったのだ。
自分の好きな仕事に自信を持つというのは、雇われであろうが起業してようが関係なく大切なことだと思う。
俺はこの会社を辞めて3ヶ月後にはWEBデザイナーとしてフリーで仕事をし始めた。
何も予定はしていなかったけど時代が味方してくれた。
未経験でもホームページ制作を依頼してくれる人はたくさんいたのだ。
需要はあるけど供給側がいないという状態だった。
なかなか面白い人生でしょう。
私がこの時に学んだのは『フリーのデザイナーの先生って儲かりそうだ』ってこと。
その後、この会社のマネージャーさんから電話がかかってきたことがある。
「どうしてますか?元気ですか?」
心配してくれていたのだ。
この人が一番社長からパワハラくらってたのに。
「今はフリーですよ」
「フリーターはダメよ」
「いやフリーランスです、自分でデザイン事務所をしてるんです」
「ええー、そうなんだ、すごいね」
そんな会話をしたと思う。
最悪なことのあとにはいいこともある。
自信を持ってがんばっていれば。
あなたはあなたの人生を一生懸命がんばれていますか?
WEBデザイナーをやめてブロガーになった話